先日アメリカamazonで発売が開始された「Acer Chromebook R11」が日本のamazonでも既に販売されていました。
[amazonjs asin=”B016PG6BDW” locale=”JP” title=”Acer Chromebook R 11 CB5-132T-C32M 11.6-inch HD Touch Notebook – White 並行輸入品”]
価格は現段階で60822円で関東への配送料は無料となっています。先日発売された「ASUS Chromebook Flip C100PA」とコンセプトがかなり被っていますが実は全然違うのでは?と思いますのでその点を簡単に説明したいと思います。
メインコンセプトの4スタイルは同じ
ASUSのChromebook Flip C100PAについては下記記事で説明をしています。
ASUS Chromebookセミナーに行ってきました!Flip C100PAの特徴をしっかりと聞いて来ました
ASUS Chromebook Flip C100PA 開封の儀と最初の感想
「ASUS Chromebook Flip C100PA」も「Acer Chromebook R 11」も360度液晶が回転してノートパソコンスタイル・タブレットスタイル・テントスタイル・スタンドスタイルで使えるというところはまさにコンセプトがまさに重なっている部分です。AcerのこのChromebookは触ったこと、見たことが無いので何とも言えない部分は多いのですが似たところは多いと思います。
ただしスペックはAcerの方がかなり上には思います。
スペック比較
この2つの代表的なスペックを比べてみます。
項目 | ASUS Chromebook Flip C100PA | Acer Chromebook R 11 |
---|---|---|
CPU | Rockchip Quad-Core RK3288C | Intel Celeron N3150 |
メモリ | 2GB | 2GB/ 4GB |
ROM | 16GB | 32GB |
モニター | 10.1インチ 1280×800ピクセル | 11.6 インチ 1366 × 768 ピクセル |
USB | USB2.0×2 | USB3.0×1 / USB2.0×1 |
重さ | 約890g | 約1.2kg |
Acerの方が上なのがよく解りますよね。やはりintel製のCPUというのは信頼が置けますしモニターサイズが大きいのも見易いと言えます。USB3.0があるのも役立ちそうです。
でもChromebookは元々低スペックでも快適に動くというのが売りの1つだった訳でそれほどCPUは気にしなくても良いのかな?とは思っています。もちろん発熱とか安定性という問題があれば別ですが。
それに10.1インチと11.6インチを仮にタブレットとして使う場合、11.6インチは大きすぎるという問題もあるでしょう。ノートパソコンなら10.1インチと11.6インチなら好みの大きさと言えますがタブレットであれば11.6インチは大きすぎてタブレットとしての価値が無いように思います。テントスタイルやビジネス用途で使う場合は別ですが個人が使うのにその大きさは正直必要なのか?と思うところはあります。なので正直この大きさでタブレットスタイルが必要なのか?ということでコンセプトが崩れているようにも思ってしまいます。
またタブレットであれば軽さが必要です。1kgを超える重さのタブレットって必要なのかな?と。iPad Proは12.9インチですが重さは約720gです。この大きさでもこの軽さだから使える訳で中途半端なChromebookで重さ1kgを超えた重さでは意味が無いように思います。
タブレットスタイルで使うものはやはり重さが1kgを切るということが正しいコンセプトであるように個人的には思います。
だからAcerとASUSでは今回似たコンセプトであっても実はAcerはそのコンセプトを活かしきれていない状態であってただ11.6インチのChromebookというイメージが強くなっています。
コメント